※ 従来の「ダイジェストニュース」は、 7月16日号から「ダイジェスト」となり、これまでのように少数のニュース記事を重点的に紹介するのではなく、掲載記事すべてを紹介するスタイルに変更しています。 |
<シート・プラスチック容器>
◇中発泡PPシート増強 耐熱・耐油性に高まる評価/年間3,000t体制で12億円目標に
- JSP -
JSP(東京都)は、食品容器向けPP発泡シート「ビーパール-E」の生産体制を強化した。コンビニ向けの電子レンジ調理食品容器の需要が活発なためで、6月中に設備能力を従来の約5倍の年産3,000tに引き上げた。これにより、発売時に3年で10億円と設定した販売目標も、今期年間12億円に上方修正した。
<シート・プラスチック容器> ◇チューブ内への逆流防止 シリコンノズルを採用
- キタノ製作 -
キタノ製作(富山市)は、外気や内容物の容器内逆流を防止した「バックレスチューブ」を開始した。シリコンノズルを採用したことで、従来の樹脂弁タイプと比べて優れた逆流防止効果と品質保持効果を実現した。粘度の低い液体状の内容物にも対応する。
<紙器・段ボール> ◇「王子コンテナー」10月発足 段ボールグループの総合力を結集/大ロット大型工場関東地区に配置
- 王子製紙 -
王子製紙(東京都)は、同社が全額出資する段ボール製造7社について、経営体制のスリム化によるコスト削減と経営資源の一元化を狙いに、王子製紙パッケージングカンパニーの段ボール部門を含め、10月1日付で新会社「王子コンテナー」を発足させる。これに伴い、グループ事業所の移転統合を進め、生産効率化を図る。さらに大規模需要地域の関東に大ロット対応の大型工場を配置する計画。
<樹脂原料> ◇欧米との規格統合化へ グリーンプラ識別表示制度/独・米機関と覚書を締結
- BPS -
生分解性プラスチック研究会(BPS)は、昨年6月にスタートした生分解性プラスチック(愛称=グリーンプラ)製品の識別表示制度を世界標準規格とするため、欧米の同種制度との統合化に向けた作業を開発したと発表した。すでに3月と日崎 知行4月にドイツと米国それぞれの生分解性プラ認証機関と共通規格制定に関する覚書を締結しており、各機関では、現在ISOで論議されている統合規格との整合性も確保しながら、来年中ごろをメドに制度統合化を進める。
<物流関連> ◇新型B・I・Bを開発 廃棄・リサイクルが容易/金属缶の代替用途に
- ジャパンパック -
ジャパンパック(富山県)は、新型バッグ・イン・ボックス(B・I・B)「N-パック」を開発した。フィルム製内袋と段ボールボックスを部分接着したもので、簡単に分離できるため廃棄・リサイクルが容易に行えるほか、既設の金属缶充填ラインをそのまま使用できることなどが特徴。
<ISO関連> ◇環境ISO認証取得 製造部門含めマルチサイト方式で
- 杉山 -
ナプキンやコースターなどの食事用紙製品を製造する杉山(静岡県)は6月8日、製造ならびに開発研究部門を含めたマルチサイト方式でISO14001を認証取得した。審査機関は日本品質保証機構(JQA)。
<包材流通> ◇包材調達B2Bサイト開設 広範な資材揃う「資材部ドットコム」
- サイトレック -
サイトレック(東京都)は、ネット上で効率的な包材供給・調達を可能にするB2Bサイト「資材部ドットコム」を開設した。資材の供給先(セラー)とその需要家である企業・個人(バイヤー)を直接つなぎ、相互の情報交換と資材流通を大幅に効率化させるもので、オープンな情報収集・発信環境を提供するとの趣旨から多様なカテゴリーの資材を扱っていく。セラー登録目標は、初年度100社、02年度1,000社、03年度2,000社。
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<フィルム・軟包装>
◇再封可能なトップシール材 英国製品の輸入業務に着手
- ジャパン・プラス -
ジャパン・プラス(東京都)は、再封機能を持つトップシール用フィルム原反の輸入代行業務に着手する。同フィルムは、英・ロックウェル社の製品で、あらかじめ内面に特殊な糊剤(ホットメルト感圧粘着剤)をコーティングしたもの。プラスチック容器にトップシールする際、加熱に伴い糊剤が活性化し、容器に移行することでイージーピールとリシールを可能にした。
<フィルム・軟包装> ◇広範な業務提携を締結 将来的な合弁も視野に
- シーアンドエス/八代セロファン加工 -
シーアンドエス(東京都)と八代セロファン加工(熊本県)はこのほど、それぞれの競争力・収益力の強化と事業拡大を目的に、生産・販売・開発から技術・人材交流までの広範な業務提携を結んだ。両社はともに興人の子会社で、相互に株式を持ち合っており、将来的に合併も視野に入れている。
<紙系緩衝材> ◇耐水対応の新タイプ発売 従来の紙製緩衝材にコーティング
- 東濃コアー -
東濃コアー(岐阜県)は、紙製緩衝材「ハニークッション」の新タイプで環境適性に配慮した「耐水クッション」を開発し、このほど発売した。同製品は、積層段ボールを加工した緩衝材で、表面を耐水コートして水濡れなどへの対応を図った。輸送中の水濡れや高湿度下での長期保存用途でも劣化を最小限に抑制する。
<物流関連> ◇積載シミュレーションソフト開発 パレットへの最適積載パターン検出
- 日本製図器工業 -
日本製図器工業(大阪市)は、積載シミュレーションソフトウェア「Cape pack」を開発した。同ソフトは、パレットへの効率的な荷物の積載パターンをコンピューター上でシミュレーションすることを可能にしたもので、保管・配送コストの削減を実現する。積載パターンのほか、使用パレットに対して最適な積載効率のパッケージサイズを導き出すことも可能となっている。
<物流関連> ◇最新鋭の無人化ライン増設 パレスト、月間900t体制に
- 大化工業 -
大化工業(大阪府)は、国内市場を席巻する格安の海外生産品に対抗するため、6億円を投じ、関東工場にパレットストレッチフィルム専用の最新鋭の三層共押出装置(三菱重工製)を増設した。前後の付帯設備も含め、ほぼ完全無人化を達成した全自動ラインとし、このほど稼働に踏み切った。新ラインの生産能力は月間480tで、トータルの生産能力も国内最高水準の同900tに達する。スケールメリットと無人化により、同社のパレットストレッチフィルム部門は、海外生産品に対抗できるだけの強力な競争力を確保したことになる。
<物流関連> ◇パレット洗浄事業に着手 高能力の洗浄ライン設置/静岡県内の需要家が対象
- 清水運送、中日本バンリース、JPR、日本ワムコ -
清水運送(静岡県)、中日本バンリース(静岡県)、JPR(東京都)、日本ワムコ(東京都)の4社が静岡県内を中心に木製パレット及びプラスチックパレットの洗浄事業に乗り出す。近年相次いだ食中毒事件を背景に、食品・加工メーカーなどの需要家が物流資材のパレットについても行き届いた衛生管理を要求してくると判断したため。清水運送・三保倉庫内に日本ワムコ製造の最新鋭パレット洗浄ラインを設置し、中日本バンリースとJPRが顧客開拓とその確保に努める。
<環境・包材リサイクル> ◇アルミ缶R80%台に 調査内容を第3者機関が検証
- アルミ缶リサイクル協 -
アルミ缶リサイクル協会は、平成12年度の飲料用アルミ缶リサイクル率が80.6%になったと発表した。旧通産省の産業構造審議会が2002(平成14)年度の目標とした80%を2年前倒しで達成。なお、今回の調査内容は、世界最大の監査法人 PWCグループの中央サステナビリティ研究所により客観的検証が行われた。
<印刷・印字> ◇“かすゼロ”のスクラッチインキ開発 食品関連での使用可能に
- 東洋インキ製造 -
東洋インキ製造(東京都)は、“削りかすゼロ”を実現したシルクスクリーン印刷用スクラッチインキ「TT164SS銀」を上市した。粘着テープを利用して剥離を行うことでインキかすの発生を無くしたもので、グラビア印刷ではこれまでにも実績があるが、シルクスクリーン印刷では初。
<検査・検知関連機器特集> ◇品質管理は共通認識 検査機器も日進月歩
国内製造業各社が、自社の製品について、その品質管理を徹底・強化することは、もはや共通認識となった感がある。一方、こうした需要に対応する形で、品質管理のための検査・検知機器は日進月歩で高性能・高機能化している。本特集では急速に発展を遂げる同業界を取り上げ、注目の機器を紹介する。
<特集・独自性発揮で対応する中国地区包装企業> ◇環境などキーワードに 地元に根ざした経営展開
岡山、広島、鳥取、島根、山口の5県からなる中国地方には、それぞれの業界でトップとされる企業も少なくない。かつては製鉄や造船などの「重厚長大型」の代表的地域であった中国地方だが、そうした企業はいずれも、今日のニーズを的確にとらえ、ユニークな戦略を打ち出しながら新たな展開を見せている。包装産業においても、厳しい経済環境の中で着実に事業を伸ばしている企業は多い。本特集では中国地区5県の注目包装企業を紹介する。
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<トップストーリー>
◇生分解性プラ新段階へ 市場拡大へ環境整備進む/2010年10万tへの挑戦/国内市場は年間3500?4000t/欧はコンポスト袋、米は緩衝材が主用途/整いはじめた国内市場拡大への条件/廃プラ問題解決の一翼”バイオリサイクル”
使用中は通常のプラスチックと同じ機能を備え、使用後は完全分解する生分解性プラスチックがここに来て、「商業化」に向け大きく前進している。原料供給側のコスト改善や製品識別表示制度のスタートなど、周辺環境が本格的商業化への「軟着陸」可能へと変化してきたからだ。新たに実勢ベースの脚光を浴びる話題の樹脂の現状を報告する。
<ボイス21・日清食品食品開発部次長 山内 邦夫氏>
◇操作性向上、機能強化
- 東静電機 -
◇談話室
- リスパック専務取締役・名知 勲氏 -
◇汎用自動型換機能充填機
- 日本機械商事 -
◇渡辺浩二 中央化学社長の最新業界認識<環境対応編等>
話題の連載の3回目。今回は環境論議、及び需要家への認識。
◇錠剤・カプセル計数充填機
- 大阪硝子 -
◇生分解プラ製品に積極的
- キタイ製作所 -
<外装・出荷・マテハン> ◇エア緩衝材用原反を国産 コスト削減効果10%強に
- シールドジャパンエアジャパン -
国内生産拠点(厚木工場)に専用の押し出しライン二系列を導入し、従来輸入していたエア緩衝用フィルムを国内で完全自給できる体制を整えた。コスト削減効果10%強に及び、国内市場で競争優位性を確保する。
◇新総合物流施策大綱に期待
- 日本物流団体連合会会長・橋元雅司氏 -
◇環境配慮型複合材料が活発
- 岡部金属 -
◇プラスチック製通い箱がヨーロッパで脅威(上)
◇再生可能耐水保冷段ボール
- 石?産業 -
◇売上高は微減
- 共和 -
<環境・行政> ◇再生PETでFCバッグ
- サッポロビール -
サッポロビールなど4社が共同で使用済みPETボトルから再生したPET樹脂を利用したファラットヤーン製フレキシブルパッケージコンテナを開発。発売は8月を予定している
◇環境報告書2001作成
- 三菱樹脂 -
◇読者Q・合成紙「ユポ」の識別表示は?A・PP樹脂がベースなので「プラ」
◇環境報告書に見る包装
- 森永製菓 -
<素材・加工> ◇主力商品をリニューアル
- ロート製薬 -
点眼薬「新V ロート」をリニューアル。容器デザインも多面体の斬新なものとした。インジェクションブロー製容器。
◇作業性向上の新型機発売/開封紙テープ付バッグシーラー
- ニチバン -
◇耐湿熱抗菌防カビベルト
- ハバジット日本 -
◇鮮度保持需要狙う
- 日本スパウト -
◇少量の番号印刷が容易
- タナック -
◇低振動、低騒音、高精度
- タカラ -
◇チャールズウオーカー社を買収
- ハバジットAG社 -
◇わが社の“一押し”
- 押尾産業 -
<業界週報> ◇フランチャイズ展開加速 衣類等の真空パックサービス/3年で首都圏400店目標
- シティーボーイ -
◇飛躍の軌跡さらに鮮明に
- 大和グラビア -
提案型コンバーターとして躍進に拍車のかかるコンバーターの新たな開発製品が国内外で評価を浴びている。混合袋「ディバイダーパウチ」と脱アルミのPTP包装「PTP-E」で、すでに米国では商品化が決定済み。同社の新たな飛躍材料となっている。
◇東京パック2002開催へ
- JPI -
◇平成13年度通常総会を開催
- 日本食品包装研究協会・関西支部 -
◇「中部パック」来年4月に名古屋で開催
- 中部包装食品機械工業会 -
◇包装サマーセミナー開催
- 近畿包装研究所 -
◇Netマーケティングセミナー
◇3月決算は増収増益
- フジシール -
<機構改革> ◇子会社・東芝電送を解散
- 東芝テック -
◇大阪ショールーム移転
- 日本製図器工業 -
<アルミ蒸着フィルム特集> ◇需要獲得へ高機能化 徹底した生産の合理化追求
<夏期特集> ◇包装関連企業短期経済観測調査平成13年前期 包装企業が体感する実体経済の真実/128社から回答
◇循環型社会を迎えて
◇多年生草包材その可能性(1)
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7月23日号ダイジェスト
<トップストーリー>
◇重要性さらに増す環境ラベル グリーン購入の目安に/JIS化1年で新たな動き
<ボイス21・中央葡萄酒常務取締役 酒井 正弘氏>
乾燥剤の吸湿インジケーターで、従来の塩化コバルトでなく安全性の高い有機系色素を用いた製品を開発。「シリカゲル」で使用を開始した。
◇実用新案取得の新容器
◇AI基材製品を特定規格品化
◇もみ殻容器、販売開始
◇欧米型大容量の新容器
◇渡辺浩二中央化学社長の最新業界認識「海外進出編」
物流子会社を再編・統合するため、10月1日付で王子運輸倉庫、本州物流センター、神崎物流センター、KSウイング、北海道王子物流の5社を合併する。新社名は、「王子物流」。
◇角型フレコンを発売
◇段ボール1?4月生産統計発表
◇「プラスチック製通い箱がヨーロッパで脅威(下)」
平成12年度中に再商品化委託契約を交わし、委託料金を完納した事業者のリスト(5万8, 792件)を同協会のホームページ上で公開した。
◇網目構造の穴で性能向上
◇読者Q.バガスやセロファンの扱いは?
◇紙製容器包装に関して8市(町)で分別収集実態調査
機能性インキを包装フィルムに直接印刷し、色の変化で密封性を確認できる炭酸ガスインジケーターの加工技術を確立した。
◇折蓋付パック開封装置開発
◇抜群の加工精度実現
◇『談話室』/井村明功・シール印刷大阪府協同組合理事長
◇『インタビュー』/熊崎正・伸興社長
業務用塩ビストレッチフィルムに関して事業提携を結んだ。生産銘柄の集約を目的として相互OEMを10月から開始し、それぞれの主要生産ラインおよび物流の合理化を進めて収益の確保を目指す。
◇「流通への提案含めた展開を加速」
◇品質ISO を認証取得
◇大鹿洪司社長叙勲祝賀会、 400人が出席
◇「国際物流総合展」2002年10月、千葉幕張で開催
◇9月、米Pack Expo視察ツアー参加者募集
◇8月、九州で物流現場研究会
◇広報誌・夏号を発行
◇話題の“ボトル形状アルミ缶”
◇多年草系包材、その可能性(2)
◇A-PACK記念セミナーから
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<トップストーリー>
◇印刷加工業界「瀬戸際の改革」局面に 「埼玉県生活環境保全条例」 来年4月から施行/「規制」次第ながらも“業界地殻変動”必至の情勢/「千葉」も同様な動きで、全国に激震。”総量規制対策”一挙に業界有数の焦点に
<ボイス21・アンリ・シャルパンティエ 環境室長 古山喜章氏>
従来の塩化コバルトに変わり無機系溶剤を含浸させた吸湿インジケエーターに関して、英国のイネオスシリカス社と国内販売契約を締結した。
◇簡易型真空包装機を発売
◇新型真空キャッパー
◇抗酸化力持つ容器・フイルム
◇オーバーラップ収縮包装機
◇『米・ラスベガス便り』
◇『需要トレンド最前線』/NRE
イタリア製帯鉄用シールレス結束ツール「ST-IMA・13?19」の販売を開始した。止め具がいらず、ランニングコストを低減できることなどが主な特徴。
◇品質ISO認証取得
◇前年割れ7カ月連続
◇『話題の新製品』/ニッサンキコー
◇『インタビュー』/積水包装機器システム社長 吉田邦章氏
7月11日、本社と宇都宮支店を対象にISO14001を認証取得した。外装・重包装商社では国内初の取得。
◇プラ包材から汎用性原料に
◇H12年度委託料清算状況
◇『話題クローズアップ』/ヨコタ、地球クラブ
◇データで見る平成12年度再商品化義務履行事業者件数
7月から紙器・段ボール用CAD「MAT-CAD システム」を月額 1万5,000円でレンタルするサービスを開始した。
◇木型用刃材加工を一貫処理
◇「福岡新第1工場」が竣工
◇新生産ラインが稼働
◇段ボール切断装置を発表
◇オーストラリア法人を設立
◇『新機軸』/河原紙器
◇『工場ルポ』/富士ダンボール工業
飲料吸引時の不快音発生を防止する2段式ストロー「アイ・ストロー」の製造設備を拡充し、本格販売を開始した。
◇認証取得サイトを拡大
◇ISO9001認証取得
◇磯輪英之氏が新社長に
◇インライン打抜き新技術セミナーを開催
◇世界飲料技術見本市
◇テープ事業部を独立化
◇『話題』/第21回段ボール産業安全衛生大会
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