廃棄物新聞・バックナンバー“1996年11月度”

11月4日号・主な内容の見出し

◇厚生省 ◇首都圏の地方自治体
コンピュータで産廃管理 現行の法制度“もう限界”の声
- マニフェストシステム電算化 - - 不法投棄取締りに自己処理のカベ -
◇海洋投入業界 ◇通産省
焼酎廃液の15万トンが行き場を模索 環境JIS5規格が発行
- 陸上処理化への移行は停滞状況- - ISO規格に整合 -
◇山口県新南陽市 ◇京都工芸繊維大学
99年めどにRDF(固形燃料)化実施 PETボトル再生の新技術開発
- セメント燃料などにも利用 - - カセイソーダで分解回収 -
◇(財)クリーン・ジャパン・センター ◇東芝
リサイクル技術で発表会を開催 塩ビ50%の廃プラスチックを油化
- 容器包装・家電品・廃油などで具体的に - - 装置の受注活動をスタート -



11月11日号・主な内容の見出し

◇通商産業省 ◇産業構造審議会
リサイクルの促進など核に 一般廃棄物許可などが大きな壁に
- 廃棄物対策急ピッチで進む - - 家電業界がリサイクル問題で指摘 -
◇日本レートマンリサイクリング ◇BCS
処理リサイクルプラントの輸入販売で新会社 建設業からダンピング阻止の声
- ドイツの大手処理会社と日本の処理会社が共同で- - 事例発表会で阿部部会長が訴え -
◇東京都 ◇大分県津久見市
事業系ごみ減量化で積極的な事業所を顕彰 RDF施設がほぼ完成
- オフィスビルなど13事業所 - - 稼働は来年1月3日に決定 -
◇化学工業 ◇リサイクル推進協議会
業界挙げ、産廃を削減 総理大臣賞に仙台市と大阪府北部流域下水道事務所
- ISOなどに基づく自主管理活動が成果 - - リサイクル推進功労者を表彰 -
◇アクシード ◇日機工業
紙おむつ原理で建設汚泥を土砂化 発泡スチロールをA重油並みの生成油に
- 宮城県下でデモ実施、アルカリ溶出もクリア - - 排出事業物向けに本格販売開始 -
◇トーメン
圧縮PETボトル解砕機の輸入販売開始
- 容器包装リサイクル法対応で新需要見込む -



11月18日号・主な内容の見出し

◇ロンドン条約改正の特別会合が閉幕 ◇官主導で廃プラスチックなど焼却へ
環境アセスをクリアしたもののみ許可に (財)かながわ廃棄物処理事業団を設立
- ロンドン条約(海洋投入処分規制強化)締約国 - - 神奈川県・横浜市・川崎市の3行政 -
◇共栄産業 ◇クリーンアメニティ
建設残土リサイクルで改良土工場が本格稼働 新設管理型処分場が本格稼働
- 月間2万5千m3の再生砕石を供給、順調に推移- - コンクリ固化など中間処理施設も増強を計画 -
◇医療廃棄物の移動式計量システムを共同開発 ◇シャイン電子
“他の特管や通常産廃など幅広い応用が可能” もみがらやおから、紙くずを建材に
- 愛媛ゼネラルサービス・中国ヤマトハカリ・パブリックサービス - - プラスチック添加しない合成木材 -
◇住共クリーンセンター ◇環境工学研究所
フライアッシュ(飛灰)をリサイクル ホタテウロのカドミを抽出、溶出基準以下に
- 建材用の外壁材の原料として売却 - - 自治体、漁協などに、実証試験、講演会の希望募る -
◇和田研究所・日本管材センター・日本ユニティ ◇ベルギー・ジュリアン環境技術社
傾斜管方式の連続熱分解油化装置を本格販売 分別作業不要、混合廃プラを再生原料に
- 油化と中和処理が同時、塩ビも投入可能 - - “塩ビ混入率も15%まで問題なし” -



11月25日号・主な内容の見出し

◇関東の木くず処理業者 ◇歴世礦油
利用量増加見込めず、燃料用チップ生産に見切り 新潟市に「新潟プラスチック油化センター」が竣工
- 製紙・資材用生産を重視する傾向が強まる - - 処理能力年間6千トン、家庭系プラスチックごみの種類問わず -
◇松下通信工業 ◇大阪市
ISOの認証取得向け、リサイクル“超”本格化 PETボトルの新回収方式検討へ
- 再利用率20%から80%に、今年度中に2000年目標をクリアへ- - 「PETボトル緊急対策特別部会」を設置 -
◇豊田合成 ◇日立セメント
廃棄ゴム再生の新技術を開発 塩素含む燃えがらや下水汚泥などをセメント減量に
- 品質向上、処理時間30分の1に - - 神立資源リサイクルセンターと連携、一貫システムを完成 -
◇三菱重工業 ◇ショーモン・日本水処理研究所
ガラスびんカレットを高速色選別 発泡スチロール処理機を共同開発
- “システム全てで3千万以下”の低コスト - - 減容化し、高品質の再生原料にリサイクル -
◇(社)日本産業機械工業会
事業系ごみ用が好調、都市ごみ用は低水準に
- 96年上半期の環境装置受注状況の集計結果まとまる -



バックナンバーに戻る