◇大型溶融炉、テスト運転開始 |
特別管理産業廃棄物・フロンにも対応 |
- サンエイ - |
サンエイ(本社・愛知)はこのほど、国内最大級のキルン式溶融炉のプラント本体部が完成、4月からテスト運転を開始した。近くの県の処理業許可を取得する。6月頃にはプラント各部の調整・改良を終え、排ガスなどのダイオキシン類測定を行う予定。7月の竣工式後、本格的な営業運転に入る。
|
|
◇19トン/日の廃プラスチック焼却炉が完成 |
特殊炉床と大型2次室を採用 |
- マツダクリーンサービス - |
マツダクリーンサービス(本社・長崎)は、大村支店(同県大村市)に建設中だった廃プラスチック焼却炉を完成、5月から本格稼働を開始する。19トン/日の規模だが、特殊炉床を採用したロータリーキルンや大型の2次燃焼室など「最新鋭のダイオキシン類対策を施した」(同社)としている。
|
|
◇使用済みOA機器リサイクル工場が竣工 |
リサイクル率95%以上に |
- 北九州エコタウン事業 - |
北九州市が進める、エコタウン事業の一環として若松区響灘地区で着工していた「OA機器リサイクル工場」がこのほど、完成、4月14日には竣工式が行われた。本格稼働に入る。リサイクル工場は、同市内の総合環境コンビナートに位置し、使用済みOA機器を分解・選別し、再使用部品や高品位再生原料を生産していく。
|
|
◇焼却炉改修計画の実態調査へ
|
ばいじん・ダイオキシン新基準の適用状況報告を求める |
- 環境庁 - |
環境庁は4月2日、全国の都道府県政令市大気保全局長あてに「ばいじん及びダイオキシン類に係る新基準適合のための廃棄物焼却炉改修計画に関する調査について」通知。98年4月以降で、ばいじんまたはダイオキシン類の新基準を上回っている廃棄物焼却炉を対象に改修計画について調査することになった。
|
|
◇中間処理施設で環境ISOの認証を取得 |
一廃から産廃まで処理・再資源化 |
- 鈴鹿リサイクルセンター - |
一般廃棄物・産業廃棄物の処理及び資源リサイクルを手がける鈴鹿リサイクルセンター(本社・三重)は3月30日、ISO14001の認証を取得した。活動またはサービスの範囲は廃棄物中間処理。同社では98年4月から環境マネジメントシステムの導入・運用を開始している。
|
|
◇解体・改修系も指定業者へ |
指定業者湧くも一定拡大へ |
- 竹中工務店・東京支店 - |
竹中工務店(本社・静岡)は4月初旬までに、東京本店管轄の建廃処理に際して、新築だけでなく、改修・解体工事系の処理も原則として指定業者に委ねることや指定業者の枠をある程度拡げる方針を固めた。今後不適正処理に対する行政指導が強化される一方で、不法投棄の大半を占める建廃の内訳は解体系が目立ってくるとされている。
|
|
◇多様な再生材がJIS化へ |
1999年から2000年度に一部で規格化も |
- 通産省 - |
通産省はさまざまな廃棄物を原料とする製品・資材についてJIS規格を設ける方針を固めた。土木・建築資材の観点からガラスびん、廃潤滑油、木質系廃棄物、廃プラスチック類、下水汚泥・都市ごみ焼却灰、建設廃棄物、肥料・土壌改良品──などが挙がっている。
|
|
◇焼酎廃液処理プラントが完成 |
処理コストは海洋投棄並み |
- 雲海酒造 - |
雲海酒造(本社・宮崎)はこのほど、五ヶ瀬工場に焼酎廃液処理プラントを設置、本格的な稼働を開始した。処理能力は約60トン/日で総工費は6億円で、うち2億円は日本酒造組合中央会の補助を受けた。同社では、97年5月に初めて廃液処理プラントを建設、今回で2件目となる。
|
|
◇PETボトル再資源化工場が竣工 |
1,000トン/年の処理を目指す |
- レミックマルハチ - |
レミックマルハチ(本社・岐阜)はこのほど、乾式洗浄技術を利用した使用済みPETボトル再資源化工場が完成、4月14日に竣工式を行った。次年度1,000トン/年以上の処理を目指す。処理後の再生PETフレークは、ファイバー状などに加工してクッション材などへの製品化を検討。今後再生製品製造ラインの建設も視野に入れている。
|
|
◇製品リサイクルセンターが8月稼働 |
手分解で再資源化図る |
- 加瀬興業・横浜リサイクルセンター - |
加瀬興業と横浜リサイクルセンターはこのほど、使用済みOA機器やATM(自動窓口機)など使用済み製品を引き受けてリサイクルする「関越リサイクルセンター」を8月から稼働させることを明らかにした。新プラントには手分解ライン、破砕機、RDF化装置を設置する。ATMなどを3トン/時間程度処理する。
|
|
◇製品リサイクルセンターが8月稼働 |
手分解で再資源化図る |
- 中外炉工業 - |
加瀬興業と横浜リサイクルセンターはこのほど、使用済みOA機器やATM(自動窓口機)など使用済み製品を引き受けてリサイクルする「関越リサイクルセンター」を8月から稼働させることを明らかにした。新プラントには手分解ライン、破砕機、RDF化装置を設置する。ATMなどを3トン/時間程度処理する。
|
|
◇寿命拡大で廃棄を抑制 |
“地球に優しい”点灯管、ビル管理会社が使用開始 |
- 廃棄蛍光管 - |
廃棄蛍光管には水銀など有害重金属が含まれており、回収リサイクルが大きな課題となっている。蛍光管の寿命を延ばし、廃棄量を抑える点灯管「デジタル点灯管プロFDSシリーズ」(販売元・ディーシーティ)が売り出され、注目を集めている。蛍光灯を大量に使用、廃棄する事業者にとっては管理・廃棄コストの軽減が期待できる。
|
|
◇オカラを低コストで飼料に |
熱風乾燥後、低温で保存 |
- パウダリング・ジャパン - |
パウダリング・ジャパン(本社・埼玉)は旋回気流乾燥と外気通風式の低温保存を組み合わせた独自のシステムにより、腐敗しやすいオカラの長期保存を可能にし、家畜飼料などに低コストでリサイクルする技術を開発した。オカラを400度C以上で含水率60%程度まで熱風乾燥した後、外気を通風しながら、25度C以下の低温で保存する。
|
|