◇「'99廃棄物処理展」(東京会場)が開催、来場者11万人超える |
来年から「2000NEW環境展」、環境技術を視野に |
- 日報 - |
日報主催「'99廃棄物処理展」(東京会場)が5月25日から28日まで東京・有明のビッグサイトで開催された。出展規模は、455社・団体、1,409小間と過去最大。来場者数は4日間で11万1,836人。海外からの来場者は943人。来年から展示会を「2000NEW環境展」と改称、廃棄物対策を柱としつつ、環境技術全般に視野を拡げる。
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◇廃OA機器200トンのリサイクルを達成 |
当初の搬入計画を大幅に上回る |
- リサイクルテック - |
北九州市のエコタウン事業の一環として設けられる総合環境コンビナート内で4月から稼働していたリサイクルテック(本社・北九州市)の廃OA機器のリサイクル工場が、1ヶ月を経て、当初の搬入計画の150トン/月を大幅に上回る、200トン/月以上を達成、順調な滑り出しを見せている。
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◇マテリアル・リサイクルとサーマル・リサイクルが同時に可能 |
瀬戸内海沿岸部のリサイクルマインパーク構想検討調査結果まとまる |
- 西日本再資源化技術調査委員会 - |
西日本再資源化技術調査委員会(委員長・西山孝京都大学教授)はこのほど、西日本リサイクル・マイン・パーク構想に関する調査結果を取りまとめた。瀬戸内海沿岸部の非鉄金属精錬所の既存ルートを活かしたネットークにより、シュレッダーダストのマテリアル・リサイクルと廃熱を回収するサーマル・リサイクルが同時に行えるとしている。
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◇今年度内に生ごみ微粉砕でディポーザを検討
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夏にも専門の検討ワーキング発足へ |
- 建設省 - |
建設省は今年度中にも、家庭等の排水口に取り付けたディスポーザで生ごみを微粉砕し下水放流するシステム導入の是非について検討する。ディスポーザは建設省と日本下水道協会が共同で設置した下水道政策研究委員会のメンバーからも導入に期待する意見が出ており、早ければ今夏にも専門の検討ワーキングを立ち上げる見込み。
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◇ごみ処理広域化計画を作成 |
離島対象に、島外搬出方法等を検討へ |
- 東京都 - |
東京都はこのほど、ダイオキシン類の排出抑制の一環で、ごみ処理広域化計画を作成した。大島町や八丈島町などの島しょ地域は離島という地理的条件のため、全10施設の焼却炉はすべて日量処理能力が100トン未満。資源化物等の島外搬出方法や処分場施設のあり方を検討し、来年2月をめどに最終報告を取りまとめる予定。
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◇関西地区で建設副産物の収集運搬サービス |
積み替え保管施設設置で効率化図る |
- 日本通運 - |
日本通運はこのほど、関西地区で建設副産物の収集運搬サービスを事業化した。竹中工務店と提携し、大型コンテナを設置できない市街地の小現場などを対象にシステム運用を5月10日からスタートさせている。同社の関西重機建設支店の敷地内に積み替え保管施設を設置しており、量をまとめ、効率化が図れる。
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◇容器包装廃棄物の回収量562万トン |
98年度回収実績・近況報告明らかに |
- 独・DSD - |
【ケルン】独DSDはこのほど、容器包装系廃棄物に関する98年度回収実績及び近況報告を発表した。それによると、ガラス、紙、段ボール、プラスチック、鉄、アルミ、合成材の年間回収量の総計は、562万2,522トン。97年度実績の561万8,445トンを4,080トン上回った。非適合物も含むと、621万5,416トンという数値になった。
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◇リサイクル率で施行令 |
原案通りエアコンで60% |
- 家電リサイクル法 - |
家電リサイクル法に関して、テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機の家電四品目のリサイクル率(「再商品化等の基準」)を定める施行令が5月25日、閣議決定された。施行令の内容はこれまで厚生・通産両省が公表していた原案の内容と同一で、リサイクル率は重量ベースでエアコン60%、ブラウン管テレビ55%、冷蔵庫50%、洗濯機50%とされた。
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◇PETボトル再商品化で約半数の自治体が「経費」を問題に |
かなりの自治体、手選別・洗浄せず |
- (財)プラスチック処理促進協会調べ - |
(財)プラスチック処理促進協会は全国規模で市町村のプラスチックごみの収集、処理、処分などに関するアンケート調査を実施、このほど、その調査結果をまとめた。アンケートに答えた約半数の自治体がPETボトルの分別収集の問題点として「経費」を挙げている他、洗浄や保管がなされていないなど、全体的な遅れをうかがわせている。
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◇新幹線のごみ分別に大型施設 |
空き缶等圧縮粉砕機も開発 |
- レトロ新潟 - |
レトロ新潟(本社・新潟)は、リサイクル機器関連の事業を強化する。工作機械のレトロフィットと並んで環境機器を事業の柱と位置づけており、昨年から今年にかけて新潟新幹線から出るごみの分別用大型施設を手がけたり、飲料容器等の圧縮粉砕機を新たに開発している。
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