21世紀の開幕とともに、食品及び包装を取り巻く様々な環境が急速に変化をしています。安全・衛生をベースにした品質管理はもとより、地球環境への負荷の軽減が厳しく求められる一方で、ITインフラの整備が進むことでの商流の新しいかたちが模索されています。
とはいえ、成熟した食品マーケットでは規模の拡大が期待できない状況下で、急速に多様化する消費者ニーズをつかむことが重要な課題です。
食品の原材料調達から商品開発・包装設計、製造・パッケージング、物流まで、高付加価値、低価格販売、バリアフリー、環境、ISO、PL、HACCP等といった様々な課題を抱えながら、
消費者ニーズのゆくえに注目しているのが現状です。
食品は「衣食住」として人間生命を支えるものだけに非常に重要な問題です。多様な消費者ニーズをいかにつかみ、どのように技術力を結集するのかが、企業の勝敗を決めることは間違いありません。
だからこそ“勝ち組み”と“負け組み”という発想から、21世紀にふさわしい食品マーケットの創出を目指して、意欲的な企業が様々なかたちで協力・協調をとりながら「競創」しゆく時代に入ったと思います。
こうした時代にふさわしく生まれ変わる「東北パック」は前回より、「東北フードビジネスフェア」とし、「東北エコパック&リサイクル展」を併催して開催する運びとなりました。
東北食品産業及び包装産業の活性化と新しい東北食品マーケットの創出の一助となるべく、食品の加工、包装、衛生、環境、食材に関するあらゆる智慧と技術を結集した食品加工メーカーのための食品機材展を目指します。
同時に麺ブームが続くなか、麺ビジネスが一層活発化しているのが現状です。本展では特別ゾーンとして“売れるラーメンづくりのための最新機材コーナー”を設けます。
つきましては、本展示会の開催趣旨をご理解いただき、東北食品産業の特性を存分に生かした食品機材の出展を心よりお願い申し上げます。
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