備考
1 算式においてA、C1、C2、P、V、V1、V2及びWはそれぞれ次の数値を表わすものとする。
A 検出された油分の質量(単位ミリグラム)
C1 油分の濃度(検液一リツトルに含まれるミリグラム数)
C2 油分の濃度(試料一リツトルに含まれるミリグラム数)
P 試料の含水率(単位パーセント)
V 検液の体積(単位ミリリツトル)
V1 希釈前の四塩化炭素溶液の体積(単位ミリリツトル)
V2 希釈後の四塩化炭素溶液の体積(単位ミリリツトル)
W 試料の体積(単位ミリリツトル)
2 この表において試料の含水率は次により求めるものとする。
汚泥二十グラム以上百グラム以下(aグラム)を平形はかりびん(容量五十ミリリツトル以上のもので、あらかじめ乾燥したもの)又は蒸発ざら(容量百ミリリツトル以上のもので、あらかじめ乾燥したもの)に正確に計り取り、沸騰しないように注意して蒸発乾固し、摂氏百五度以上百十度以下で二時間乾燥した後、デシケーター中で三十分間放冷する。この結果平形はかりびん又は蒸発ざらに残留した物質の質量(bグラム)を正確に求めこれを固型分の質量とし、次の式により求める。
含水率(パーセント)=100−(b/a)×100
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