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開催挨拶
N-EXPO/KANSAI'09開催にあたって
現在世界では、地球温暖化防止をはじめとした環境問題への対応が人類生存をおびやかす根本的な課題として急浮上しております。日本においては、CO
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の排出量取引の国内総合市場の試行的実施が昨年10月から始まり、いよいよ対策が本格化しようとしています。
一方、2008年後半から顕著となったサブプライムローン問題に端を発する経済不況は、拡大を続けていた廃棄物由来の循環資源の輸出へも大きく影響を及ぼしています。循環資源の流通は、国内需要ルートの開拓を含めた新たな市場の再形成へとシフトしてまいりました。
地球温暖化防止に関する取り組みが一層広がる2009年、「省エネ技術」や「代替燃料」などカーボンニュートラル(大気中の炭素を増やさない)な考え方が、今後主流になることは確実です。RPFに代表される循環資源由来燃料の有効利用を含め、バイオマス発電、太陽光、風力、燃料電池など、新たな技術革新が加速しています。
また、健康被害の状況が明るみになったアスベスト問題は有害物質対策の重要性を改めて認識させるものになりました。さらに、土壌や水環境は有害物質による汚染だけでなく、地球規模から生活レベルまで、環境問題はいっそう幅が広がり、同時に深刻化しています。
多様化する環境問題の“今”を見つめ、これまで14回の開催を重ねてきたNEW環境展・大阪会場は
15周年の記念開催を迎える
にあたり質量ともの充実を期して
「N−EXPO/KANSAI」
と改称し、関西から新たな環境産業のウェーブを地域へアジアへ発信してまいります。環境ビジネス拡大を支援するとともに、“身近に感じられるエコ”の取り組みをテーマに各種企画も充実してまいります。
関係者各位におかれましては、この機会に積極的な出展参加を頂きますようお願い申し上げます。
2009年2月吉日
株式会社日報アイ・ビー
代表取締役 小田太一
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