ダイオキシン類の測定・分析については、超微量の物質を多数の同族体・異性体に分離し同定しなければならず、前処理等の極めて複雑な操作と高分解能の質量分析計等を利用する高度な技術を要することから、測定・分析の精度管理が極めて重要な課題となっている。
環境省では、「ダイオキシン対策推進基本指針」に基づき「ダイオキシン類の環境測定に係る精度管理指針(以下「指針」という。)」(平成12年11月14日)を定めている。この指針の普及を図り、ダイオキシン類の環境測定の信頼性を確保するための措置の一環として、環境省が実施するダイオキシン類の環境測定を伴う請負調査の受注資格についても、環境省において「指針」に規定された事項等が実施されているか審査を行い、その結果ダイオキシン類に係る環境測定を的確に実施できると認めた機関であることを受注先の要件に加えることとしている。(出典:環境省)
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ここでは、この審査を合格した機関を「全国ダイオキシン測定分析機関」として掲載しています。 |
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