|
|
|
|
|
|
「競争力強化」いよいよ待ったなし |
|
軟包装業界が歴史的な踊り場に直面している事情は論を待ちません。何より印刷加工賃の下落や原料諸費続騰・製品価格転嫁の不調などで、業界各社とりわけ印刷加工業各社の経営的蚕食が悪化しているからです。
ただ、多くの業界各社が直面する窮状とは裏腹に、軟包装市場自体は堅調な推移を続け、今後に向けても需要が縮小に転じる懸念は少ない。その限りで業界天気図は「業界豪雨・市場微風」の様相を鮮明しているとも指摘できそうです。もちろんこうした形容はあくまで最大公約数的なそれに止まり、
例えば一部企業は素材加工への取組みで新たな離陸に成功し、あるいは一部商品の販売は年率10%増以上の推移を続けるという具合で、こうした点を強調すれば業界の様相は「まだら模様」が実際とも言えます。需要自体は堅調に推移する同じ市場が土台ながら、明暗際立つ業界天気図。こうした現実は、4半世紀以上に
わたりほぼ一貫して成長を続けた軟包装業界が時代的な岐路に直面している事情を伝えて雄弁であるに違いありません。時代は業界各社に既存展開の見直し、収益改善への再構築を求めているのです。逆に言えば、「見直し」「再構築」つまり「競争力強化」は業界各社にとり待ったなし、拱手傍観では座して頓挫を待つばかり。
-同様の判断は関連業界にも共通のようで、市場には最近年「競争力強化」を促す各種素材、技術、機器、システムが相次いで登場しています。ただその情報流通は必ずしも思うに任せず、「提案」を望む側と「提案」を説きたい側との音信不通は改善が必要な情勢です。
日報アイ・ビーではこうした事情を勘案、軟包装業界専門の商談・講習会『軟包装キャリア塾』を平成17年、同19年の2度開催し、業界各社の競争力強化に向け、
未知の同業者同士の新たなビジネスネットワーク構築の演出、後援に取り組みました。1、2回ともに24のセミナープログラムが組まれ、コンバーターを含む「提案」側各社
がミニ展示を繰り広げ、約300名が業界交流パーティーで新たに出会い、あるいは親睦を深めました。 |
|
|
「最小コストで最大効果」を実現 |
|
『軟包装キャリア塾』は従来の展示会とは性格が違い、通常のセミナーとも席を同じくせず、業界親睦会とは次元の異なる小規模な業界専門イベントですが、
評価・改善の声を併せ「定期開催」の要求は根強く、日報アイ・ビーではさまざまな考慮を重ね、『第3回』開催を決めた次第です。「定期開催」の声への対応とは別に、
軟包装業界はいよいよ新しいアイデア・技術、あるいは新しいプロ同士の出会いが貴重であり、有効であると認識したからです。現在、軟包装に特化したイベントのない
現状を考慮した結果でもあります。
基本的な構成に変化はありません。業界の最新課題に応じる多彩な「セミナー」、関連各社が印刷加工業各社に向け提案・訴求を繰り広げる「展示ホール」、
そして新たなビジネスネットワークの構築に有効で、事実上の商談会である「業界交流パーティー」の構成で、業界各社の「競争力強化」を実際的に促します。
『軟包装キャリア塾』は、出品各社にとり、“費用対効果”の面で、従来展示会とは比較になりません。セミナーに参加する関係者も、会場に足を運ぶ関係者も、
なるほど万単位の総入場者数こそ見込めないものの、それぞれ「提案・解決」を求めているわけで、その限りで「空振りゼロ」。来場者はおそらく100%が未来の顧客で
あり、展示ホールへの出品は「最小コストで最大効果を発揮」するからです。
来場する関係者は、現状からの脱皮を求め、新たな飛躍の鍵を求め、経営基盤の再構築を求め、新たな出会いを求めています。同じ軟包装業界に関わる提案する側と提案を期待する側との専門イベント。従来にはないこの業界版「新たな出会いの場」をご活用いただき、業界各社を生産的に鼓舞・
刺激していただくとともに、貴社のビジネスが成長・発展されることを祈念し、開催のご挨拶とさせていただきます。 |
|
株式会社 日報アイ・ビー |
|