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2008NEW環境展 大阪会場 開催のご挨拶 |
現在、日本国内のみならず国際的な視点からも地球環境問題への対応が根本的な課題として急浮上してまいりました。温暖化の影響と考えられている気象異常は、世界中を震撼させ、ツバル国のように今こうしている最中にも海中に沈み行く国もあります。アジアに目を向けると循環資源の行き来は活発化してきましたが、環境汚染など新しい諸問題も年々増えております。
原油高騰は、あらゆる産業を直撃し、温暖化防止と複雑に絡みながら「省エネ技術」や「代替燃料」などカーボンニュートラル(大気中の炭素を増やさない)な考え方が支持されるようになってきております。そのため、廃木材チップや有機性廃棄物を利用したバイオマス発電、太陽光、風力、水力等の利用、RPFに代表される廃棄物燃料の有効利用も着実に進もうとしております。
また、健康被害の状況が明るみになったアスベスト問題は有害物質対策の重要性を改めて認識させるものになりました。さらに、土壌や水環境は有害物質による汚染だけでなく、地球規模から生活レベルまで、環境問題はいっそう幅が広がり、同時に専門化も進んでいます。
2008NEW環境展 大阪会場は、「守ろう地球 創ろう共生社会」とのテーマのもと、様々な環境技術・サービスを集め、環境対策とその事業振興の場として、活用していただき、今回で14回目を迎えることができました。これもひとえにご参加いただいた企業の皆様のおかげであると感謝している次第でございます。
今後も参加企業の皆様と社会貢献のできる展示会を目指して、取り組んでまいります。また、好評をいただいております「地球温暖化防止テクノステージ」も引き続き開催させていただきます。今回は、今まで以上に日本とアジア、そして世界に目を向けた環境対策とビジネスをつなげる展示会としてまいります。
何卒、関係の企業・団体・大学などの皆様の積極的な参加をお願い申し上げます。 |
2007年12月吉日 |
株式会社日報アイ・ビー |
小田太一 |
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