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2007年6月にドイツで開催されたG8ハイリゲンダム・サミットでは、地球温暖化問題への取り組みが最重要課題の一つとして取り上げられました。それに先立ち、発表した「美しい星50(Cool Earth 50)」では、「世界全体の排出量を現状に比して2050年までに半減する」という長期目標及び「革新的技術」と「低炭素社会づくり」を柱とする長期ビジョンの提唱、2013年以降の国際的枠組み構築に向けた「3原則」の提示、京都議定書目標達成に向けた国民運動の展開の重要性が明言されています。
2008年には、国内のCO2排出量を1990年比6%削減するとした、京都議定書の第一次約束期間(2008年〜12年)がスタートします。事業規模や内容に関わらず、あらゆる事業者が、また一人ひとりがその認識を深め、CO2の排出削減を実現させなくてはなりません。温暖化対策・CO2排出削減を『CSR(企業の社会的責任)』として本気で導入する時期がやってきたのです。今後、産業・家庭の両部門で、地球温暖化対策を念頭においた製品設計の見直しや製造工程の合理化・省力化が推し進められることは必須です。
一方、原油高の高騰を背景に、脱化石燃料や代替燃料の動きが顕著になる中、太陽光・風力・バイオマスなど、新エネルギー・新燃料導入の動きが加速しています。商品やサービスの競争力、また訴求力は、地球温暖化防止や省・新エネルギー技術を取り入れた製品・サービスの提供へと、大きく舵が取り始められているのです。
そこで、温暖化対策技術やシステム・製品・サービスなどを一堂に集めた「地球温暖化防止テクノステージ」(「2008NEW環境展・大阪会場」内)を9月18日から20日までインテックス大阪で開催する運びとなりました。温暖化防止・省エネルギー対策・エネルギー代替・CO2削減などに関するお取り組みを広く周知するとともに、大阪・関西経済における産業振興の一助となるよう、努めて参ります。新たなビジネス、“創産業”のきっかけとして、同展を是非ご活用くださいますよう、企業、団体、大学等皆さまのご参加を何卒よろしくお願い申し上げます。 |
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平成19年12月 株式会社 日報アイ・ビー 小 田 太一 |
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