◆菌床の交換時に取り出す使用済みの菌床は、木質系などで粒子の細かい素材であれば、生ごみの窒素分で肥やされた状態にあり、堆肥素材として利用できるケースもあるが、使用条件に応じて塩分の濃縮などが懸念される場合は、農地などへの利用について慎重に検討する必要がある。
◆排水が出るタイプについては、最終的な処理水質が規制値の範囲内であることが必要不可欠になる。
◆異物除去や水分調整以外に、pH調整や温度・湿度の管理も重要。
◆安全・衛生面からは、雑菌の殺菌効果があるかどうかも重要になる。
◆長期発酵型と減容・消滅型は明確に区別できるわけではなく、処理目的に応じて水分調整剤(菌床)の材質を考慮する必要がある。
◆臭気対策として脱臭機内蔵か否か、オプションの場合の価格がどれくらいになるかなど、事前に確認したうえで装置を購入するのが得策。
◆使用済みの菌床をメーカーが持ち帰り、リサイクルするという場合でも、排出者責任の観点から確実にリサイクルされているかどうかの確認は重要。 |