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コンポスト型

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減容・消滅型

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乾燥型

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炭化型

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その他

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■減容・消滅型

【概 要】

菌床を充填した槽内に生ごみを投入し、攪拌しながら生ごみの大部分を水と炭酸ガスに分解する。完全には消滅しなくても、大幅な減容・減量化が図られる。
菌床には木質系のチップやおがくずをはじめ籾殻、そば殻、セラミックスなどが用いられる。
(1)無排水型と(2)排水型がある。
生ごみの分解を促進する目的で、特殊な微生物資材を併用する装置が多い。また、有効微生物を活性化するための触媒を採用しているメーカーもある。

【特 徴】

(1)無排水型
若干量を除き基本的に排水を出さずに生ごみを連日処理し、菌床を数カ月や半年、1年などの頻度で交換するタイプ。菌床の充填量が多く、槽内の滞留時間も長い分、装置の嵩は大きめになる。使用済みの菌床を土壌改良などに利用するケースもある。
(2)排水型
水分の多い生ごみでもそのまま投入し、有機質分を分解しながら排水を抜き取り、既設の浄化槽などで処理する。菌床の交換を必要としないケースも多いが、毎年若干量は補充する。

【留意点】

菌床の交換時に取り出す使用済みの菌床は、木質系などで粒子の細かい素材であれば、生ごみの窒素分で肥やされた状態にあり、堆肥素材として利用できるケースもあるが、使用条件に応じて塩分の濃縮などが懸念される場合は、農地などへの利用について慎重に検討する必要がある。
排水が出るタイプについては、最終的な処理水質が規制値の範囲内であることが必要不可欠になる。
異物除去や水分調整以外に、pH調整や温度・湿度の管理も重要。
安全・衛生面からは、雑菌の殺菌効果があるかどうかも重要になる。
長期発酵型と減容・消滅型は明確に区別できるわけではなく、処理目的に応じて水分調整剤(菌床)の材質を考慮する必要がある。
臭気対策として脱臭機内蔵か否か、オプションの場合の価格がどれくらいになるかなど、事前に確認したうえで装置を購入するのが得策。
使用済みの菌床をメーカーが持ち帰り、リサイクルするという場合でも、排出者責任の観点から確実にリサイクルされているかどうかの確認は重要。

【食品リサイクル法対応】

食品関連事業者が自ら取り組む減量化の手段としては有効。